劇想からまわりえっちゃん

公演終わりあしたのご挨拶1

10周年記念公演「約束は溢れる泡沫のよう、掬えもしないのに」終幕しました。応援いただいた皆様本当にありがとうございます。この作品はそう、10周年です。僕が大学1年生の時に始めたからまわりえっちゃん。昨日の事のように思い出せます。

 

発端は怒り

 

からでした。当時僕はこの大阪芸大のクラスにいては絶対に売れないと焦っていました。こんなことやりにきたんじゃないと。俺は俺を表現したいだと。お馬鹿だったのでいかに基礎が大事が当時はわかりませんでした。(おかげで今でも腹式呼吸ができません。)

先輩学生劇団を観に行って奴らは「やりたいことやってるのにクソつまんない事して許せない!」怒りに怒って若さ故の衝動を断空光牙剣ブンブンしてたら当時同級生、現ハイバイの劇団員川面が「劇団つくっちゃえば?」と「劇団ってつくれんの?台本は?」「あんた書けば?」そこから仲間を募り第1からまわり「超科学生命体ウギバ」を書き上げました。天才だと自負し、初めて外部のスタッフさんに稽古を見せて笑いが起きなかったのがショックで「今日はもう帰ってください」と、とんでもなく失礼な事していました。演出がなんたるかもわからず闇雲にスパルタし同級生が降板したりしました。

なんか書いてたらめっちゃ嫌なやつ!俺!

それからというもの僕が想う事、気持ち、衝動、悲しい事、少し嬉しかった事、辛い事、理不尽な事、傷ついた事、傷つけた事、傷つけた事、傷つけた事、おまえだってそうだろ。知らんぷりすんな観ろ!

 

でも本当はわかってほしい。一人じゃいられない。ただ君に僕をわかってほしい。

 

なんて思ってつくってました。そこに30だし、もうちょい大人になってかいてみようもう少し目線を上げて世の中と一緒に僕を考えてみよう。なんて思ったのが妄動ブルーなんです。ほんとはもういいかな、こんなマイナスな気持ち。なんて思ったのですが、自分を否定するようか気がしたので、これが陰の僕。ブルーな僕。僕らはいつだってエリコを求め這いつくばってああ地獄だな、でもでもそれでも。スマイル。ランランラン出来るのは。

みんながいるから。

10周年記念公演「約束は溢れる泡沫のよう、掬えもしないのに」終幕しました。応援いただいた皆様本当にありがとうございます。この作品はそう、10周年です。僕が大学1年生の時に始めたからまわりえっちゃん。昨日の事のように思い出せます。

 

発端は怒り

 

からでした。当時僕はこの大阪芸大のクラスにいては絶対に売れないと焦っていました。こんなことやりにきたんじゃないと。俺は俺を表現したいだと。お馬鹿だったのでいかに基礎が大事が当時はわかりませんでした。(おかげで今でも腹式呼吸ができません。)

先輩学生劇団を観に行って奴らは「やりたいことやってるのにクソつまんない事して許せない!」怒りに怒って若さ故の衝動を断空光牙剣ブンブンしてたら当時同級生、現ハイバイの劇団員川面が「劇団つくっちゃえば?」と「劇団ってつくれんの?台本は?」「あんた書けば?」そこから仲間を募り第1からまわり「超科学生命体ウギバ」を書き上げました。天才だと自負し、初めて外部のスタッフさんに稽古を見せて笑いが起きなかったのがショックで「今日はもう帰ってください」と、とんでもなく失礼な事していました。演出がなんたるかもわからず闇雲にスパルタし同級生が降板したりしました。

 

やべえやつだなおいおい。

それからというもの僕が想う事、気持ち、衝動、悲しい事、少し嬉しかった事、辛い事、理不尽な事、傷ついた事、傷つけた事、傷つけた事、傷つけた事、おまえだってそうだろ。知らんぷりすんな観ろ!

 

でも本当はわかってほしい。一人じゃいられなかった。ただ君に僕をわかってほしい。

 

と思ってつくっていました。そこに30歳だしい、少し大人になってかいてみようもう少し目線を上げて世の中と一緒に僕を考えてみよう。もっとみんなと昔の僕と。なんて思ったのが妄動ブルーなんです。本当はもうこうなんて思ったのですが、自分を否定するようか気がしたので、これが陰の僕。ブルーな僕。僕らはいつだってエリコを求め這いつくばってああ地獄だな、でもでもそれでも。スマイル。ランランラン出来るのは。

みんながいるから!

About The Author

劇想からまわりえっちゃん主宰青沼 リョウスケ
劇想からまわりえっちゃん 主宰。
大阪芸術大学在学中、現存の演劇に憤りを感じ、若さ故の衝動で20歳の時、劇団を結成。「大人ななんか、演劇なんか大嫌いだ」をモットーに劇作を開始する。
からまわりえっちゃんの全ての作品に出演、演出、脚本を手掛ける。
一見破茶滅茶だが、緻密に計算された繊細な演出とロマンティックなメッセージ性の高い脚本に定評がある。まるで忘れていたあの気持ちがふと染み出してくるような。
また好きが高じてガンダム一人芝居やガンダム体操を発明し、月1で公演をしている。